■施工内容:木部塗装
■使用材料
大阪ガスケミカル キシラデコールフォレステージ/パリサンダ
■施工期間
2日
まずは施工前の状態をご紹介します。
経年劣化により色褪せが進み、木材本来の風合いが失われていました。
コケも多数発生しています。
木製部材は、日々の気候の変化や紫外線の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、腐食などの劣化が進んでしまう可能性があります。
今回は、経年劣化により色褪せが目立ってきた木製フェンスと門柱の塗装を実施させていただきました!
まず、表面の汚れやコケなどの付着物を丁寧に水洗いしました。
塗料の密着性を高めるためにも、この高圧洗浄がとても重要です!
水洗い後、塗装作業まで十分に乾燥させます。
高圧洗浄後、木材表面のケレン作業を実施しました。
ケレンとは、塗装前の下地調整のことです。
この作業により、古い塗膜や木材表面の劣化部分を除去し、新しい塗料がしっかりと密着できる理想的な下地を作ります。
塗装は2回塗りで実施しました。
今回の施工では、大阪ガスケミカル社の「キシラデコールフォレステージ」を採用しました。
この塗料の最大の特徴は、その優れた浸透性にあります。
木材の深部まで塗料が浸透することで、木部表面に厚い塗膜を作ることなく効果的な保護が可能となります。
その結果、木材本来の質感や風合いを損なわない自然な仕上がりを実現できます。
施工完了です。
「パリサンダ」という深みのある茶色によって、落ち着いた重厚感のある仕上がりになりました。
木製フェンスや門柱は、お住まいの印象を大きく左右する重要な要素です。
定期的なメンテナンスにより、美観を保つことができます♪
塗装の効果は永久的なものではありません。
一般的な目安として、木材の場合は4~5年程度で状態を確認し、色褪せが気になり始めたら再塗装を検討することをおすすめしています。
ただし、これは使用環境や気候条件によって大きく異なりますので、木材の状態をよく観察しながら判断していただければと思います。