外壁は、年数の経過によって劣化していきます。
適切な時期にメンテナンスを行わなければ、想定された耐用年数よりも短くなってしまいます。
大切なお住まいを長く維持するためにも、外壁塗装は必要なのです。
また、外壁塗装することにより、お家のイメージチェンジを楽しむこともでき、遮熱塗料や低汚染塗料などでお家に新たな機能性を付加することもできます。
01塗り替えのサイン
塗り替え時期の目安は、塗膜が劣化したタイミングです。
塗膜が劣化した一つのサインとなるのが「チョーキング現象」です。
外壁を手で触った際に、手に白い粉が付着する。これをチョーキング現象といいます。
チョーキング現象が見られるということは、塗料に含まれる顔料が浮き出て防水性能がなくなっているということです。
チョーキングしているので、すぐに外壁塗装したほうがよい、というわけではありません。しかし、外壁がひどく痛んでしまうと、通常の塗装工事よりも多くの費用が掛かってしまう場合があります。そうならないように、外壁塗装のタイミング見逃さないようにしましょう。
02塗料について
外壁塗装の塗料には、様々な種類があります。
塗料のグレードによって耐用年数も異なり、耐用年数が長くなるほど価格も高価になります。
上の図の他に、近年ではシリコン樹脂塗料にラジカル制御の機能を付与したラジカル制御型シリコン樹脂塗料が人気を集めています。
ラジカル制御とは、塗料の劣化因子である「ラジカル」を制御することです。
その結果、シリコン樹脂でありながら、耐用年数は1ランク上のフッ素に迫る15年と言われています。
このように非常にコストパフォーマンスに優れた点が人気の要因だと考えられます。
ラジカル制御型塗料の詳しい記事はこちらから。 ラジカル制御型塗料とは
※塗料の耐用年数は、メンテナンスを計画する上での参考情報として役に立ちますが、立地、環境などによって想定された耐用年数よりも劣化が早く進む場合があります。
塗料は「半製品」
塗料の性能を発揮するには適切な施工が重要です
一般的に塗料は「半製品」といわれます。
「半製品」とは、完成していない製品のことです。
職人が塗装を施し、乾燥して塗膜となり、はじめて「完成品」となります。
せっかく高性能な塗料を使っても、職人が適切な施工を行わなければ、塗膜の膨れや剥がれに繋がり、想定よりも早く劣化が進んでしまいます。
03適切な施工とは?
塗装前に下地処理を行い、下塗り、中塗り、上塗りといった順で丁寧に施工していくことが大切です。
外壁材の状態によっては下塗り2回、中塗り、上塗りの計4回塗りで施工することもあります。
その他、塗装後の乾燥時間や塗料の希釈率を守ることも重要です。
全て基本的な事ではありますが、決しておろそかにしてはいけません。
私たちは、基本に忠実に塗装することが、適切な施工であると考え、塗料の性能を最大限発揮できるように努めています。
04工事後も定期点検を実施し、お家を末永く守ります
今村塗裝店では、塗装後1年、3年、5年のタイミングでお家の無料点検にお伺いします。
万が一、異常が見つかった場合には責任をもって手直しいたします。
地域密着の塗装専門店として、施工後も安心できるような体制を整えております。