■施工内容
屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装・板金工事
■使用材料
【屋根】関西ペイント アレスダイナミックルーフMUKI/ビスタブラウン
【外壁】関西ペイント アレスダイナミックTOPマイルド2液/KP-50
【軒天】関西ペイント アレスセラマイルド/N-90
【付帯部】関西ペイント コスモマイルドシリコンⅡ/19-20B
【板金材】淀川製鋼所 ヨドHyperGLカラー萠/濃茶
■築年数:築35年
■施工期間:2週間
外壁や屋根の塗装工事を行うにあたり、まずは安全に作業を行うための足場を設置します。
足場は単に作業員の安全確保だけでなく、塗料の飛散防止や近隣の方々へのご迷惑を最小限に抑えるために非常に重要です!
足場組立後は、メッシュシートで覆うことで塗料の飛散を防ぎながら作業を進めていきます。
足場が完成したら、次に高圧洗浄機を使って外壁や屋根の汚れをしっかりと落としていきます。
高圧洗浄は単に見た目の汚れを落とすだけでなく、塗装の密着性を高めるために非常に重要な工程なんです!
特にチョーキング現象で表面に出た白い粉をしっかり洗い流さないと、新しい塗料の密着が悪くなってしまいます。
屋根も同様に、長年の汚れや苔、カビなどをきれいに洗い流していきます。
高圧洗浄後は、塗装作業に入る前にしっかりと乾燥させることが大切です。
特に木部などは水分を含みやすいので、十分な乾燥時間を確保してから次の工程に進みます。
金属屋根にはまず、ケレン作業(古い塗膜や錆を除去する作業)による下地調整を入念に行いました。
金属屋根の下塗りには、プ関西ペイントの「スーパーザウルスⅡ」を使用しています。
このプライマーは金属への密着性に優れ、サビ止め効果も発揮してくれるんです!
スレート部分には関西ペイントの「アレスダイナミックシーラーマイルド」を下塗り材として使用しました。
スレートは吸水性があるため、適切なシーラーで下地を整えることが重要です。
下塗りが完了した後は、中塗りと上塗りに関西ペイントの「アレスダイナミックルーフMUKI」を使用しました。
これは耐久性に優れた無機塗料で、紫外線によるダメージが特に大きい屋根を長期間保護する効果があります。
屋根は最も太陽光や雨風の影響を直接受ける部分ですので、耐候性の高い塗料を選ぶことが非常に重要なのです!
まず、金属サイディングの表面をケレンして、塗装の密着性を高めます。
チョーキング現象が発生していた部分は特に丁寧に処理を行いました。
下地処理後、金属部分の下塗りとして関西ペイントの「スーパーザウルスⅡ」を使用しました。
金属への密着性を高め、新しい塗膜の基礎となる重要な工程です!
中塗りと上塗りには関西ペイントの「アレスダイナミックTOPマイルド2液」を使用しました。
この塗料はラジカル制御型と呼ばれる最新技術を採用し、塗膜の劣化原因となるラジカルの発生を抑制する効果があります。
コストパフォーマンスに優れた製品で、長期間美しい外観を保つことができるんですよ♪
外壁には落ち着いた印象の暗めのグレーを選定し、モダンな雰囲気に仕上げました。
外壁と屋根の塗装が完了したら、次は軒天や雨樋、戸袋などの付帯部の塗装に移ります。
付帯部は小さな部分ですが、建物全体の印象を大きく左右する重要なポイントです!
軒天には関西ペイントの「アレスセラマイルド」を使用しました。
軒天は湿気がこもりやすい場所なので、防カビ性能に優れた塗料を選定しています。
雨樋や雨戸などその他の付帯部には関西ペイントの「コスモマイルドシリコンⅡ」を使用し、色は屋根と合わせて茶色で統一感のある仕上がりにしました。
統一感のある色使いは建物全体の美観を高める効果があります!
今回の工事では、劣化が著しかった破風板と母屋の木部には、ガルバリウム鋼板による板金巻き工事を実施しました。
破風板は雨風にさらされやすく、木部が腐食すると建物全体の耐久性に影響を与える重要な部分です。
塗装だけでは保護しきれない状態だったため、より耐久性の高いガルバリウム鋼板で覆う「板金巻き工事」をご提案しました。
板金巻きには淀川製鋼所の「ヨドHyperGLカラー 萠」を使用し、カラーは付帯部塗装に合わせて濃茶を選択しました。
ガルバリウム鋼板は耐食性に優れており、長期間のメンテナンスフリーを実現できます!
板金巻き工事は単なる見た目の改善だけでなく、木部を雨水から守り、建物の寿命を延ばす効果もある非常に重要な工事なんです。
すべての工程が無事に完了し、お客様のお住まいは見違えるように生まれ変わりました!
屋根と付帯部は茶色で統一し、外壁は暗めのグレーを採用して落ち着きのある高級感漂う外観に仕上がりました。
色のバランスが取れた外観は、周囲の景観にも調和し、長く愛される住まいとなることでしょう。
今回の施工では、単なる美観の向上だけでなく、耐久性の高い塗料を使用することで建物自体の寿命を延ばす効果も期待できます。
特に破風板の板金巻き工事は、今後のメンテナンス頻度を減らし、長期的に見ればコスト削減にもつながる施工となりました!