
こんにちは!高知市の外壁塗装&屋根塗装専門店の今村塗装店の岡本です。
外壁塗装の見積りを取ったとき、こんな言葉を言われたことはありませんか?
「今決めてくれたら30万円値引きします!」
「キャンペーンで半額になります!」
正直、かなり魅力的ですよね。
でも実はこの外壁塗装での“大幅値引き”、失敗につながりやすい危険サインであることをご存じでしょうか?
今回は、「なぜ外壁塗装の大幅値引きが危険なのか?」をテーマに、業界の仕組みを交えながらわかりやすく解説していきます!

まず冷静に考えてみましょう。
外壁塗装は、材料費、人件費、足場代など、原価がしっかり決まっている工事です。
👉 ちゃんとした工事ほど、値引きは簡単にできません
なぜなら、無理に値引きをすると、その分どこかで帳尻を合わせる必要が出てきます。
そして外壁塗装の場合、その調整が起きやすいのは「見えにくい工程」下地処理、塗装回数、乾燥時間、材料のグレードなどです。

では、値引きされた分はどこで調整されるのか、もう少し深堀りしていきます。
👉 値引き分は、工事内容で帳尻を合わせられる
具体的な事例をご紹介します。

✅下地処理を簡略化
✅塗装回数を減らす
✅塗料をグレードダウン
✅本来必要な乾燥時間を取らず、急いで次の塗装を重ねてしまう
こうした「見えない部分」でコスト調整が行われるケースがあります。
外壁塗装は、完成直後はキレイに見えます。
しかし問題が出るのは数年後です。

👉 手抜き工事は後から必ず表面化します
✅2〜3年で色あせ
✅早期のひび割れ
✅塗膜の剥がれ
「安く済んだはずなのに、また塗装が必要…」
結果的に、余計な費用がかかることも少なくありません。

実は、無理な値引きの影響を一番受けるのは、現場で実際に作業をする職人です。
外壁塗装の現場では、営業会社・元請け・下請け・職人といった構造になっていることも多く、
値引きが行われると、そのしわ寄せは一番立場の弱い現場側に回ってきます。
👉 値引きのツケは、ほぼ確実に現場に回される
具体的には、こんな形で影響が出ます。
・本来必要な工期を短縮される
→ 乾燥時間や確認作業に十分な時間が取れない
・作業する職人の人数を減らされる
→ 一人あたりの負担が増え、細かい部分まで手が回らなくなる
・赤字ギリギリ、または赤字での施工
→ 予定外の工程や手直しができない
この状態で、「品質は落とさず、丁寧に仕上げてください」と言われても、正直かなり厳しいのが現実です。
決して職人が手を抜きたいわけではありません。
時間・人数・予算が削られた中で、できることに限界があるのです。
👉 完成直後はキレイでも、差が出るのは数年後
工期を急がされた現場ほど、塗膜の耐久性といった“目に見えない部分”で差が出やすくなります。
この視点を持って見積りを見るだけで、外壁塗装の失敗リスクはグッと下がります。


ここで誤解してほしくないのは、すべての値引き=悪ではない、ということ。
ちゃんとした値引きが起きる具体例をいくつか挙げてみます。
①工期をお任せしてもらえた
「〇日までに必ず終わらせてほしい」といった制約がなく、天候や他現場の状況に合わせて施工スケジュールを柔軟に組める場合、現場のムダな待ち時間や無理な人員調整が減ります。
👉 職人を効率よく配置できる
👉 無理な突貫工事をしなくて済む
といったメリットが生まれ、品質を落とさずに値引きが可能になることがあります。
② 工程をまとめられた(段取りが効率化できた)
同じタイミングで外壁塗装+付帯部塗装、防水工事も同時施工など“まとめて施工”できると、移動や段取りのコストが減ります。
これは現場としても合理的で、品質を落とさずに調整できるケースがあります。
③ 定期的なお付き合いがある(紹介・リピート等)
紹介やリピートで広告費がほぼかからない場合、その分を値引きに回すことは十分あり得ます。
これも「工事を削る」のではなく、営業コストが減った分の還元なので健全です。

今村塗装店では、無理な大幅値引きは行っていません。
その代わりに、建物の状態を正確に診断、必要な工事だけをご提案、見積り内容を一つひとつ説明。
これらを徹底しています。
もちろん、調査・点検・お見積もりはすべて無料!
「この見積り、高い?安い?」
そんなセカンドオピニオン的なご相談も大歓迎です♪

執筆者 岡本 拓也
リフォームアドバイザー/外装劣化診断士/宅地建物取引士
前職は不動産会社に勤務し、長く“住まい”に関わる仕事に携わってきました。
住まいに関するご相談は、お客様のこれからの暮らしを左右する大切な場面に立ち会うことでもあります。住まいが長持ちし、安心して暮らせる未来を一緒に作れることに、大きなやりがいを感じています。