■施工内容
外壁塗装・付帯部塗装・シーリング工事
■使用材料
【外壁】関西ペイント アレスダイナミックMUKI/17-60F
【外壁】関西ペイント アレスダイナミックMUKI/15-90B
【軒天】関西ペイント アレスセラマイルド
【付帯部】関西ペイント コスモマイルドシリコンⅡ/19-30A
【シーリング】シャープ化学工業 シャーピーDrySara
■築年数:24年
■施工期間:3週間
施工前の外壁の様子です。
部分的に雨だれなどの汚れが見受けられます。
塗膜の劣化により表面の撥水性が落ちることで、汚れが付きやすくなります。
外壁の目地のコーキングにも劣化によるひび割れが見られました。
コーキングは建物内部への外気や雨水の侵入を防ぐ役割を果たしています。
コーキングの劣化は、建物の耐久性や快適性に影響を及ぼす可能性があるのです。
そのため、施工後10年程度での確認が必要です。
お客様が一番気にされていたのが、玄関ドアの色褪せです。
玄関ドアは、経年劣化や紫外線、雨風などによって色褪せていきます。
ちなみに玄関ドアの各メーカーの最長保証期間は10年が一般的です。
このことから、10年以降から玄関ドアの劣化が進行することが想定されます。
それでは、外壁塗装工事のご紹介です
まず建物全体への高圧洗浄から開始します。
高圧洗浄で、建物の高所から順に古い塗膜や汚れを落としていきます。
もし高圧洗浄を行わずに塗装をしてしまうと、古い塗膜や汚れによって新しい塗膜が密着せずに施工不良の原因となってしまいます。
外壁以外にも雨樋やシャッターボックスなどの付帯部も洗浄をしていきます。
コーキング打ち替えの様子です。
古いコーキングを撤去した後、目地にプライマーを塗布していきます。
プライマーには、目地とコーキングの接着をよくする役割があります。
プライマーを塗布した後、専用のカートリッジでコーキングの充填を行います。
コーキング材は、シャープ化学工業のシャーピーDrySaraを使用しました。
一般的なコーキング材よりも高耐久(約20年)なコーキング材になります。
その後、専用のへらでコーキングをキレイに均して仕上がりです。
外壁への下塗りの様子です。
下塗りには、外壁と上塗り塗料の密着性を高める効果があります。
専用のローラーで塗り残しのないよう丁寧に塗り込んでいきます。
下塗の後、十分に乾燥させ中塗りを行います。
中塗りと上塗りには、関西ペイントのアレスダイナミックMUKIを使用しました。
アレスダイナミックMUKIは、関西ペイントの中でも最高グレードの塗料です。耐候性、低汚染性に優れた塗料で、期待耐用年数は20年になります。
上塗りの様子です。
中塗りの後、2回目の上塗りによって厚く強固な塗膜に仕上げていきます。
外壁塗装の最後の工程になりますので、塗り残しやムラにならないよう丁寧に塗装していきます。
外壁の付帯部を塗装する様子です。
付帯部の塗装には、関西ペイントのコスモマイルドシリコンⅡを使用しました。防藻、防カビ性、耐汚染性などの機能を有する万能塗料です。
外壁塗装の際には、付帯部と呼ばれる破風板や軒天、雨どいなどの塗装も併せて行うことをおすすめしています。
なぜなら、建築資材のほとんどは塗装で保護されている為、付帯部も塗装することにより耐久性と美観の向上に繋がるからです。
玄関ドアの吹付塗装の様子です。
まずドア表面の汚れを清掃した後、下塗りを行います。
下塗材には、「メタルグリップ」という車の塗装にも使われる密着材を使用しました。
玄関ドアは、毎日触れる箇所なので、塗装がすぐに剥がれないように、強固な材料を選定しました。
下塗りが十分に乾いた後、上塗りを行います。
塗装が長持ちするように、しっかりと膜厚をつけていきます。
玄関ドアの塗装が完了しました。
工事完了後、お客様にも仕上がりをご確認いただき、足場解体の流れとなります。
気になられていた玄関ドアの色も蘇り、喜んでいただけました。
キレイに手入れされているお庭と外観がマッチして素敵な雰囲気になりましたね。