基本情報
◆施工内容:外壁塗装、屋根塗装、付帯部塗装、雨樋交換、鉄部補修
◆使用材料
【屋根】関西ペイント アレスダイナミックルーフアクア/ローヤルレッド
【外壁】関西ペイント アレスダイナミックTOPマイルド/27-85H
【軒天】関西ペイント アレスセラマイルド/N-93
【付帯部】関西ペイント コスモマイルドシリコンⅡ
【鉄部】関西ペイント コスモマイルドシリコンⅡ
◆施工期間 2週間
外壁、屋根ともにコケや雨だれ等の汚れが生じておりました。
前回の塗装工事から年数が経過し、建物の防水性が失われております。
雨樋は部分的に破損しております。
今回の塗装工事と併せて、雨樋はすべて交換をする運びとなりました。
玄関入口の階段は、錆により腐食がみられました。
特に上2段はボロボロの状態です。
こうなると塗装ではメンテナンスできませんので、溶接補修を行うこととなりました。
それでは、工事スタートです。
まず、建物の周りに足場を設置します。
足場設置は職人の安全確保と正確な作業を行うために、必須の工程となります。
足場設置の翌日に、建物全体に高圧洗浄を行いました。
汚れが付着したままでは、塗料の密着性が悪くなり、塗料本来の性能が発揮できません。
そのため、高圧洗浄により隅々まで汚れを落としていきます。
屋根の下塗りには、シーラーを使用します。
シーラーは、粘り気がなくサラサラとしています。
シーラーを最初に塗り、屋根に吸収させることで、中塗り、上塗りの際に塗料の吸い込みを防ぐことができます。
吸い込みが激しい状態で上塗りをしてしまうと、色むらの原因にもなりますので、塗装において重要な工程なのです。
続いて、屋根の中塗りを行います。
中塗りと上塗りには、関西ペイントのアレスダイナミックルーフアクアを使用します。
ラジカル制御技術により、シリコン並みの価格でありながら、フッ素にせまる耐候性があります。
そのため、非常にコストパフォーマンスに優れた塗料になります。
仕上げに上塗りを行います。
屋根塗装の最後の工程になりますので、塗り残しなどないように丁寧に塗装を行います。
隅々まで上塗りを行い、屋根塗装の完了です。
塗装前に外壁のケレンを行います。
ケレンとは、錆、旧塗膜などを除去する下地処理のことです。
金属の外壁材において重要な工程になります。
なぜなら、錆や旧塗膜が残った状態では、塗料がうまく密着せず仕上がりに影響が出てしまうからです。
ケレンの後は、プライマーを使用した下塗りを行います。
プライマーは、上塗り塗料と下地(金属板など)を接着するために使用します。
次に中塗りです。
中塗りと上塗りには、関西ペイントのアレスダイナミックTOPマイルドを使用しました。
アレスダイナミックTOPマイルドも、屋根に使用したアレスダイナミックルーフアクアと同じくラジカル制御型塗料です。
価格は抑えながらも高い耐候性を持つのが特徴です。
中塗りの後、上塗りを行います。
塗り残しやムラのないように確認を行いながら進めていきます。
仕上がりの様子です。
破風板・鼻隠しや軒天など付帯部の塗装を行います。
付帯部は基本的に2回塗りで仕上げます。
外壁以外の付帯部も付帯部も塗膜で保護されております。
外壁塗装の際に付帯部もしっかりと塗装をすることで美観の向上だけでなく耐久性の維持にもつながります。
◆雨樋交換
雨樋は部分的に破損している状態でしたので、すべて交換させていただきました。
交換前
交換後
◆階段補修
階段の腐食部分の補修を行います。
鉄部のサビが広がり、部分的に穴もみられる状態です。
塗装ではメンテナンスできないため、溶接によって新しい鉄板を接合します。
完成
最後に足場を解体し、工事完了です。
塗装工事のほか、雨樋の交換や階段のサビ部分を補修したことで、全体が見違えるように変わりました。
お客様からも喜んでいただき、ほっとしております。