♦施工内容:外壁塗装・屋根葺き替え工事、雨樋交換
♦使用材料
外壁:関西ペイント アレスダイナミックMUKIマイルド
付帯部 キシラデコール
築年数 45年
施工期間 3週間
建物の周りに足場を組み立てていきます。
足場は職人の安全性確保と正確な塗装作業を行うため、塗装工事において必ず必要となります。
足場を組み立てた後は、高圧洗浄水や塗料の飛散を防ぐためにメッシュシートを張っていきます。
◆高圧洗浄
まずは高圧洗浄によって既存の汚れを落としていきます。
汚れが残ったままで塗装をしてしまいますと、塗料が上手く密着せずに剥がれなどの不具合が生じてしまいます。
塗装前にしっかりと洗浄を行っていきます。
◆下地処理
下地処理として、ケレンを行います。
ケレンとは、塗装面についた古い塗膜や錆を除去する作業のことです。
綺麗に塗装するためには、古い塗膜や錆を取りきることが大切です。
◆下塗り
ケレンの後は、下塗りに移ります。
下塗りは外壁を上塗り材との密着性を高める役割がありますので、非常に重要な工程になります。
塗り残しがないように、丁寧に塗装していきます。
◆中塗り
下塗りが完了した後、中塗りを行います。
注意点として、下塗り後にすぐに中塗りをしてしまうと、乾燥ムラが生じてしまいます。
しっかり乾燥時間を設けた後、施工に入ります。
◆上塗り
中塗りが完了したら、最後に上塗りです。
キレイに仕上がるように丁寧に塗装していきます。
付帯部の塗装の様子です。
木部は「キシラデコール」という木材保護塗料で塗装いたしました。
木材に浸透して表面に塗膜を作らないため、木材の呼吸を妨げることなく通気性を保つことができます。
防虫、防カビ効果があり、木目を生かした自然な仕上がりもキシラデコールの特徴です。
最後に、屋根の葺き替え工事です。
施工前には、屋根から雨漏りをしておりました。
セメント瓦の塗装が劣化し、そこから染み込んだ雨が下地であるルーフィングや野地板まで到達したことが考えられます。
対策として、軽量で耐久性に優れるガルバリウム鋼板への屋根葺き替えを行うこととなりました。
あわせて下地である野地板やルーフィングの交換も行いました。
ガルバリウム鋼板は、軽量のため家自体への負担が少なく、地震での揺れも軽減できます。
金属ですが錆びにくく、トタンに比べると錆びにくさは約4倍といわれています。
工事が完了しました。
工事完了の際にはお客様に仕上がりのご確認をしていただき、問題がないことを確認して引き渡しとなります。
悩まれて決めたパープルの外壁の仕上がりにご満足いただけました。
屋根も瓦から金属屋根に変わり、建物の雰囲気も変わりましたね。